半妖の夜叉姫
あらすじ
戦国時代に新たなる風!半妖(はんよう)の姫たち、見参!運命は次の世代に託された—— 。
とわ、せつな、もろはは、妖怪と人間の血を引く半妖の少女たちだ。
幼い頃、森の火事に巻き込まれ、離ればなれになった双子の少女、とわとせつな。とわは、時代樹(じだいじゅ)の時空を越えるトンネルをくぐり抜け、戦国時代から現代へとタイムスリップ。かごめゆかりの日暮(ひぐらし)家の娘として育てられ、武道に長けた女子中学生に成長した。一方、戦国時代に残された妹のせつなは、妖怪退治屋のお頭となった琥珀(こはく)の下で妖怪退治を生業にしていた。もろはは、かごめと犬夜叉(いぬやしゃ)の娘。賞金稼ぎとして「化殺(ばけごろし)のもろは」の異名を取り、やはり妖怪退治に明け暮れている。
とわとせつなが別れ別れになってから、10年。時代樹の時空を越えるトンネルが再び開かれた。現代に現れたせつなと再会するとわだったが、せつなは何故かとわのことを忘れてしまっていた。
せつなと共に、現代にやって来たもろはも加わり、とわたち「半妖(はんよう)の夜叉姫(やしゃひめ)」が、現代を、そして戦国時代を、縦横無尽に暴れ回る!