あわじしまの七福神
あらすじ
天界で仕事を怠けていたおなじみの七福神たちが、偉い神様のスサノオの怒りに触れて天界から追放され、宝船で淡路島に島流しになってしまう。
天界に帰るためには、人間界で人間を幸せにして徳を積まなければいけないので、渋々人間の願いを叶え、徳を積んで行くのである。誰にもわかりやすいように、積徳ポイントが七福神専用のスマホ、神フォンに貯まっていき、天界に帰れるようになる。積徳ポイントは、大安など縁起のいい日はポイント5倍やポイント還元セールなどが通知されるので、七福神たちは、ポイントが多い日を狙ってがんばるけども、普段の日は怠けがちである。
しかし徳を積むのに失敗して人間を不幸にしてしまった場合は、ポイントも容赦なく減点される。5倍の日は減点も5倍。つまり諸刃の剣というわけだ。また、神通力のパワーアップのためにポイントを使うことも可能である。天界に帰るという下心を隠しながら、人間の願いを叶えるために奔走する姿を面白おかしく描いていきます。
ポイントが貯まり次第、七福神たちは天界に帰ることができますが、大きくポイントを稼ごうとして、大吉の日に願いを叶えようとしますが、逆に失敗してポイントを大きく減らしてしまったり……たのしい笑いと感動を届けます。