©Project シンフォギアXV

戦姫絶唱シンフォギアXV

あらすじ

ここに錬金術と神話持たぬ国の先端技術――そして、ガングニール。全ての神討つ可能性が集結する。
今ならば神の摂理を覆せるというキャロルの言葉そのままに、装者の攻撃でダメージを受けるシェム・ハは、ファウストローブの在り方を改造し、全てを終わらせる最終決戦態デウス・エクス・マキナと起動。
装者たちの歌を脅威と覚えたからこそ、全ての力を以ってして神の威信を見せつけるのであった。
キャロルの挺身にてシェム・ハ必殺の一撃を凌いだ装者たちだが、依然、その危機的状況は変わらず。
バラルの呪詛無き今、人類はシェム・ハからの強制接続を免れる術はなく、ここにネットワークは完成。
生体演算端末群に偲ばせていた全てのデータ断章を合一し、遂にシェム・ハは現代に完全体へと復活を果たす。
それでも、神殺しの力にてただひとり接続に抗った立花 響は、臆す事なくシェム・ハに最後の激突を挑む。
呪いが、在り方すらも変えるほどに積層した誰かの想いであるならば、もっと大きな想いにて上書けばいいだけ。
小日向 未来を取り戻そうと足掻く響は、神に奪われた未来を求める人類の本能を共に繋いで束ねる事で、己が拳に宿った神殺しの呪いを、<未来>を奪還する祝福へと強引に書き換えていく。
戦慄するシェム・ハに向かって真っ直ぐに突き出されたそれは――
誰かと手を繋いでいくために花咲いた、どこまでも立花 響のアームドギアであった。

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