テレビまんが 昭和物語
あらすじ
東京大田区蒲田で町工場を営む山崎家は、父・有三、母・佳乃子、祖母・ヨシ、大学生の長男・太一、高校生の長女・裕子、そして主人公の小学五年生の次男・山崎公平の6人家族。山崎家では、正月から職人気質で頑固者の有三と太一が大喧嘩をしたり、高校生の裕子が非行に走りそうになって一同がハラハラしたり、工場のお得意様から詐欺にあったりして穏やかにはいきません。そこに、従業員のゴローさんや隣に住むアニメーターの良さんが加わって物語が広がっていきます。やがて、バラバラだった家族の想いは、東京オリンピックをきっかけに一つになっていきます。オリンピック開催や東海道新幹線の開通、羽田空港の国際線滑走路完成など、高度成長期に沸く東京を舞台とした作品で、大家族を中心に心温まる人間ドラマが描かれます。