失われた未来を求めて
あらすじ
21世紀の初めの、秋の内浜地区。 内浜学園は歴代最高潮の盛り上がりを見せていた。 執行部を中心に開催される、各分科会最大の見せ場・総合学会。 それは新校舎建設とともに、廃校が決まった旧校舎での最後のお祭りだった。 当然、各文化学会の会長をはじめ、学生達は総力をあげてこの最後の文化祭を成功へと導こうとしていた。 何度も賞を取っている美術会の展覧会、吹奏楽会総出演の大公演会、 植物遺伝子の組み換えで実績のある生物学会。 実力ある学会が参戦の名乗りをあげる度に士気は高まっていく。 主人公・秋山秦が所属する「天文学会」が不思議な事件の解決のために動きだすというストーリー。