2025.09.10
オオカミとウサギと鹿から学ぶ!? 『BEASTARS』一期に隠された心理学ライフハック3選
「でかい体でも隅っこに立てば目立たない」――レゴシに学ぶ“ステルス心理学”。

2メートル級のオオカミが机の影に縮こまってるだけで「存在感ゼロ」に見える。これ、心理学でいう“カクテルパーティ効果”の逆利用。周囲の人は「自分に関係あること」しか気にしないので、でかい狼でも気配を消せる。つまり「堂々と隅に立てば透明人間」理論。通勤電車でも応用可能(かもしれない)。
“権威っぽさ”を演じれば人は従う――ルイに学ぶカリスマ演出術。

怪我を隠しながらでも「俺が主役だ」と言い張るルイ。これは心理学でいう“ハロー効果”を巧みに利用している例。舞台の上で堂々としているだけで「完璧なリーダー」に見えてしまう。要は「自信満々にふるまえば、意外とみんな信じちゃう」という雑な人生ハック。会議でスライドをドヤ顔でめくるのも効果的。
“小さい声ほど刺さる”!? ハルに学ぶ存在感の心理学。

身長も声量も小さいハルが、強面の相手を前にまっすぐ言葉を投げると、逆にめちゃくちゃ目立つ。これ、心理学でいう“バイスタンダー効果”を逆手に取った行動。周囲が黙る場面で小さい存在が声を上げると、異様に印象に残るのだ。要するに「場が静まったときに喋れば、どんな小声でも主役になれる」テクニック。
まとめ
BEASTARS一期には、恋愛だけじゃない心理学のヒントが満載。レゴシの「透明人間理論」、ルイの「ドヤ顔ハロー効果」、ハルの「小声でも勝てる作戦」。全部まとめれば「気配を消しつつ目立ちたいときにだけ声を出せばいい」という、なんともずるいライフハックが見えてくる。社会はサバイバル、学園はジャングル、BEASTARSは心理学の教科書(?)だ。


BEASTARS
©板垣巴留(秋田書店)/BEASTARS製作委員会
肉食×草食、青春×本能!学園サバイバル開幕!
ここは肉食獣と草食獣が肩を並べて暮らす、ちょっぴり危険でドラマチックな世界。食肉は絶対NG!…のはずが、名門チェリートン学園でまさかの「食殺事件」発生!演劇部の生徒が誰かに食べられちゃった!?犯人は誰だ、次は誰が狙われる!?と学園中がザワザワ大パニック。
そんな中、演劇部では「主役の座」をめぐってドロドロのバトルが勃発。カリスマ鹿・ルイ先輩は、次期“ビースター”の呼び声高い超スター。でも、肉食獣の部員たちからは逆恨みされて、ついに襲撃事件まで発生!そこに現れたのが、見た目は超ゴツいのに中身は小心者、無口で不器用なハイイロオオカミ・レゴシ。彼の優しさが仇となり、ルイ先輩から「夜の見張り」役を押し付けられる羽目に。
夜の校舎裏、ひとり見張りをしていたレゴシの前に現れたのは…小さくて可愛い白ウサギ女子・ハル!その瞬間、レゴシの体内で「野生のスイッチ」がON!理性と本能が大乱闘、気づけばハルを抱きしめて離せない!?このドキドキは恋なのか、それとも…食欲なのか!?
オスとメス、肉食と草食、強さと弱さ、友情と嫉妬、そして禁断の感情が渦巻く青春サバイバル!悩めるオオカミ・レゴシの、波乱万丈なビースト学園ライフが今、始まる―――!
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©板垣巴留(秋田書店)/BEASTARS製作委員会